ノルディックスキーのW杯ジャンプ女子は9日、オーストリア・ヒンツェンバッハで個人第13戦(ヒルサイズ=HS90メートル)が行われ、高梨沙羅(23=クラレ)は合計240・1点で4位だった。

W杯個人通算100度目の表彰台には届かなかった。1回目はK点越えの86メートルで5位につけ、3位まで2・6点差で折り返した。2回目は87メートルと飛距離を伸ばしたが、順位を1つあげるにとどまった。今季は1月17日の第6戦(蔵王)での2位が最高。大台に王手をかけてから7戦連続でトップ3を逃し、そのうち5戦で4位とあと1歩で記録達成を逃している。