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「桜を見る会」に招待を受けた安倍晋三首相の地元支持者ら一行が、入場の際に優遇されていたとの疑念を深める事実が明らかになっている。
首相は毎年、会場の新宿御苑（東京都新宿区）が開門する午前八時半より前に会場入りした支持者らと記念写真を撮影していた。首相は事実関係について「セキュリティーに関わる」として説明を拒んだ。首相の動静を伝える本紙「首相の一日」は、首相が毎年、開門時刻前に撮影に応じていたことを裏付けている。例えば二〇一九年は午前七時四十八分に会場入りし、直後に「後援会関係者らと写真撮影」と伝えていた。
政府が開示した文書によると、安倍首相が主催するようになった一三年以降、開門時刻前に入場した参加者は徐々に増えている。野党は、首相と写真撮影をするため支持者ら一行に便宜を図ったのではないかと追及した。内閣府は「周辺の混雑状況により、内閣府の判断で予定より早い時間に開門した」と説明。特別扱いは否定している。
だが、参加した複数の首相後援会関係者は、一行のバスが新宿御苑内の駐車場に乗り入れ、手荷物検査をする受付には立ち寄らなかったと証言した。事実なら特別扱いそのものだ。内閣府の担当者は「入場の効率化」とした上で、どの団体がバスで入場したかなどは「セキュリティーの関係上、回答を控える」と明らかにしていない。 （横山大輔）
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March 17, 2020 at 03:44PM
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点検「桜を見る会」＞首相支持者 入場優遇か:政治(TOKYO Web) - 東京新聞
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