悪性リンパ腫の「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」で昨年12月19日に入院、先月30日に退院した元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサー(57)が22日、TOKYO MX「モーニングCROSS」(月~金曜午前7時)にリモート出演してテレビ復帰した。

堀潤キャスター(42)宮瀬茉祐子キャスター(37)から、注目するニュースについて聞かれると笠井アナは、昨年の「桜を見る会」を挙げた。昨年の「桜を見る会」の前日に安倍晋三首相(65)の後援会が主催した夕食会をめぐり、662人の弁護士や学者が21日に、首相と後援会幹部を、公職選挙法と政治資金規正法に違反した疑いで東京地検に告発していた。

笠井アナは「久しぶりに『桜を見る会』に注目しました。662人の告発者が全て、法律の専門家というのが迫力ある。検察の本気度が分かる。総理の犯罪についてですから」。

そして、同日に東京高検の黒川弘務検事長(63)が辞表を提出した事を指摘。「黒川さんの定年延長が問題になっていたのに、辞めるのと告発が同じなんて迫力がありすぎる。ドラマの脚本だったら、はねられますよ」と感想を述べた。

15日にラジオの文化放送「くにまるジャパン 極」にリモート生出演して仕事復帰していた。