Search

木板画で見る備中松山城 高梁で三峰三郎さん特別展:山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞

会場で「雪の備中松山城二重櫓」(左端)などを紹介する三峰さん

会場で「雪の備中松山城二重櫓」(左端)などを紹介する三峰さん

 高梁市の備中松山城を題材に制作を続ける木版画家三峰三郎さん(78)=同市=の作品を集めた特別展「木板画で見る備中松山城~三峰三郎、城との対話」(市、市教委主催、山陽新聞社後援)が同市原田北町の市歴史美術館で開かれている。鮮やかな多色刷りで、郷土の山城の魅力を伝えている。

 三峰さんは旧高梁工業高(現城南高)で木材加工を指導。高梁らしい年賀状を贈ろうと1972年に同城をテーマにした版画を作ったのを機に独学で彫りと刷りを習得した。巨匠棟方志功(03~75年)が創設した日本板画院の委員で、県展特別賞などの受賞歴を持つ。

 80年から近作までの54点を、天守、二重櫓(やぐら)、大手門跡など13のテーマごとに展示。30色を刷り重ねた「隅櫓の構え・備中松山城五ノ櫓」(2012年)は、石垣の色合いを細やかに表現し、紅葉した木々の鮮やかさも目を引く。「雪の備中松山城二重櫓」(20年)は、屋根の雪や漆喰(しっくい)の白と、黒い板張りの対比が美しい。

 下絵や版木を並べ、制作工程を紹介するコーナーもある。三峰さんは「備中松山城は見る角度や季節によってさまざまな表情を見せる。作品を通じて高梁が誇る歴史遺産への理解を深めてほしい」と話している。

 11月16日まで。午前9時~午後5時。火曜休館(9月22日、11月3日は開館し、翌日休館)。入館料は一般500円、高校・大学生と65歳以上300円、中学生以下無料。問い合わせは同館(0866―21―0180)。

Let's block ads! (Why?)



"見る" - Google ニュース
August 29, 2020 at 11:49PM
https://ift.tt/2G4fMZm

木板画で見る備中松山城 高梁で三峰三郎さん特別展:山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞
"見る" - Google ニュース
https://ift.tt/30b1hJq
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini

0 Response to "木板画で見る備中松山城 高梁で三峰三郎さん特別展:山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞"

Post a Comment

Powered by Blogger.