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口内粘膜で見る食道がんのリスク|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp

口の中の粘膜の状態を観察することで食道がんになりやすい人を高い確率で見分けられる可能性があることを、大阪国際がんセンターのグループが発見し、グループは、食道がんの早期発見につなげることが期待できるとしています。

食道がんは、毎年およそ1万人が死亡している病気で、がんと診断された人の5年後の生存率は、40%にとどまるなど、治療成績が悪く、早期に発見する方法の確立が求められています。
大阪国際がんセンターの石原立 内視鏡センター長の研究グループは、食道と同じ細胞でできている口の中の粘膜に注目し、食道がんになったことがある人とない人、あわせて280人余りを比べて粘膜の状況に違いがないか、調べました。
その結果、食道がんになったことがある人の粘膜は、ない人と比べて、黒く変化した状態が3.3倍、白い粘膜の付着が4.3倍、それに、毛細血管の拡張が2.8倍、それぞれ多く見られたということです。
研究グループは、3つの粘膜の状態と、食道がんになるリスクを高める飲酒歴と喫煙歴を組み合わせて調べることで、高い確率で食道がんになりやすい人を見分けられる可能性があり、早期発見につながるとしています。
石原内視鏡センター長は、「口の中は簡単に観察できるので患者への負担はほとんどない。悪い状態になる前に見つけて治療ができれば食道がんで亡くなる人をぐっと減らせる。研究を進め、食道がんの診断技術の確立につなげたい」と話しています。

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October 25, 2020 at 08:15PM
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