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現役引退のヤクルト畠山和洋 高校時代は甲子園初戦敗退も珍しい体験(高校野球ドットコム) - Yahoo!ニュース

現役引退のヤクルト畠山和洋 高校時代は甲子園初戦敗退も珍しい体験(高校野球ドットコム) - Yahoo!ニュース

 9月に入り、優勝そしてクライマックスシリーズ争いが加熱するなか、ベテラン選手たちの現役引退が報道されている。永川勝浩、赤松真人(ともに広島)と赤ヘル選手がユニフォームを脱ぐ。さらには畠山和洋(ヤクルト)が、引退を発表した。

 畠山は2015年シーズンに2番・川端慎吾、3番・山田哲人の後ろで4番に座り、105打点をマーク。自身初となる打点王のタイトルを獲得した。しかし、2016年以降は度重なる故障で一軍出場は激減。今シーズンはここまで一軍登録はなく、二軍で汗を流す日々が続いていた。

 昨シーズンは代打での出場がメインだったが、打率.289(38打数11安打)、2本塁打、12打点と結果を残していただけに故障が悔やまれる。

専大北上高校からのNPB入りは4人

 そんな畠山は岩手県出身。岩手県といえば今年のドラフトで大注目となっている佐々木 朗希の大船渡高校、大谷 翔平(エンゼルス)や菊池 雄星(マリナーズ)を輩出した花巻東高校、そして松本 裕樹(ソフトバンク)らをOBにもつ盛岡大附属高校が有名だ。

 しかし畠山はそのいずれでもなく専大北上高校の出身である。専大北上高校は2006年の全国高校野球選手権大会(以下、夏の甲子園)以来、全国大会から遠ざかっているが、夏の甲子園に5度出場している強豪校だ。

 畠山は1年時(1998年)と3年時(2000年)と2度、夏の甲子園に出場しているが、こんなエピソードがある。

 1998年夏の甲子園で専大北上は初戦で広島県の如水館高校と対戦する。この試合は6-6の同点で迎えた7回裏2死一塁の場面で降雨引き分けとなった。夏の甲子園において、降雨引き分け再試合は実に第1回大会の準決勝以来83年ぶりのこと。貴重な経験をしたひとりなのである。ちなみに翌日の再試合では5-10で敗戦。両試合とも畠山は試合に出場しており、初戦敗退ながら2試合を戦ったのである。

 専大北上高校からNPBへと進んだ選手は畠山を含めて4人。1年後輩の梶本勇介(元・ヤクルト他)と畠山はヤクルトでもチームメートとなっている。

 その他の2人である井上浩司(元・広島)、木立章成(元・阪神)はともに1991年夏の甲子園に出場したが、プロで結果を残すことができなかった。

 今シーズン限りで畠山が現役を引退することとなり、現時点では2020年シーズンから同校OBがNPBから姿を消すことになる。今後、再び同校OBからNPBへと進む選手が現れることに期待したい。

※数字は2019年9月7日終了時点

文=勝田 聡

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2019-09-08 07:00:00Z
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190908-00010003-hbnippon-base



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