K: 話戻りますけど、僕はモーリスが英国を離れる結末を前向きに見たんですよ。イギリス出ていけるじゃん! って。
ブル: あれは出ていける財力があるからだよね。
K: そう、だからお金はちゃんと稼ごうと思わせてくれたんです。
よしひろ: ああ、今いちばん重い言葉。
ブル: そんなところまで人生に影響を与えていたの⁉ すごいわね。
K: 僕も村社会に育ったので、周りは変えられないからイヤなら出ていくしかない。そのためには金が必要だと身に染みて感じてました。モーリスの選択も「留まっていたいやつは留まればいい。でもオレは二度と振り返らない覚悟で出ていく、勇気がある奴だけついてこい」って英国を出ていくんだけど、そこに着いてきてくれるのは土地も持たない貧しい子。さっきブルボンヌさんが言っていた、貧富の差のギャップカップルでもある。
ブル: 意外と『モーリス』はゲイバーで刺さらないの。BLとガチゲイものの違いのひとつに、ヴィジュアル設定が女子ウケなのかゲイウケなのかの違いがあるよね。
K: でも今はBLの世界にリアルゲイが近づいていっていますよね。そういう意味で先進的。そしてあれが銀獅子賞をとっている。当時のヴェネチア映画祭の先進性のすごさよ。
よしひろ: あれ、80年代だからね。当時人権運動はアメリカが進んでいたけれど、ヨーロッパからあの映画を出したのはすごい。
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